なぜエクセルを身に着けると「儲かる」のか?
「儲かるExcelって何?」って思った方もいらっしゃるかもしれません。
どの会社にも、どのパソコンにもインストールされているような身近なエクセル。
実は会社にとってもビジネスパーソンにとってもExcelの使い方次第で儲けにつながるんです。
なぜExcelが儲けにつながるのか?
これを説明するために、まずはよくある会社でのExcelの使い方はどんなものでしょう?
Excelをただの表計算だけで終わらせていませんか?
よくあるExcelの使い方として、
- 会議のための資料をExcelを使って半日以上かけて作っている。
- せっかく作った資料も見栄えはいいが、ほとんど役立てられず捨てられる。
- 経理のための集計データを手作業で入力している。
- 前任者が作ったExcelファイルを意味も分からず使い続けている。
- 各部署から上がってくるデータを手作業でExcelに集計している。
- 請求書の印刷用の雛形としてしか使っていない。
これらはほんの一部ですが、私が多くの会社で見てきたExcelの使われ方です。
このようにExcelをただのデータ入力やグラフなど資料作成だけでしか使っていないのであれば、あなたはまだExcelの本当の威力を知らないかもしれません。
儲けにつながるExcelの使い方とは
一方で、私たちがおススメしているExcelの使い方をすると次のようなことが起きます。
あなたがビジネスパーソンなら・・・
- 作業を短時間で終わらせることができる
- 残業時間を減らして家族との時間が増える
- 空いた時間で考える時間など余裕が生まれる
- 現場の改善など新しい取り組みのための時間が生まれる
- 空いた時間でスキルアップの時間を作れる
- 現場で評価がUPする
あなたが経営者・管理者なら・・・
- 少ない人材で多くの仕事ができるようになる
- 残業時間を減らすことができる
- 社員の満足感が高くなる
- 人が定着しやすくなり人材が育つ
- 人のレベルアップで会社もレベルアップ
- 仕組化できることが増え会社の資産となる
- 新しい人が入っても教育しやすい
時間の節約効果
Excelを使いこなせるようになる効果として一番わかりやすいのは時短でしょう。
例えばExcelを使いこなせるようになることで、集計作業などで30分かかっているような業務が3分で終わるようなことが起こります。
このようなスキルを社員全員が持つようになったらどのようなことが起きるでしょうか。
一人30分かかっていた作業を3分でできるようなった場合の効果
時給2,000円として、社員10人とすると、
改善前:2,000×0.5h×10人×20日=200,000円/月
改善後:2,000×0.05h×10人×20日=20,000円/月
となり、180,000円/月の人件費の削減になります。
「毎日はそんな業務はないよ」という場合でも、8時間の勤務内でPC作業がある職種であればどんな会社でも起こりえます。
一日のPC業務で、Excelのスキルを上げることで作業を30分短縮できた場合も考えてみましょう。
8時間のうち作業を30分短縮できるようなった場合の効果
時給2,000円として、社員10人とすると、
改善後:2,000×0.5h×10人×20日=200,000円/月
となり、200,000円/月の人件費の削減になります。
しかも、30分というのはかなり控えめの数字です。
30分どころか1時間、場合によっては2時間短縮することだってありえますし、
10人ではなく、20人、30人となってくると、全体としての時間の短縮、ひいては人件費の削減は計り知れません。
さらに人件費の削減のみならず、空いた時間でもっと価値のある仕事、売上に繋がるような仕事をすることの効果も無視できません。
また、これからあらゆる業種で人材不足が大きな問題になってくると予想されますが、限られた人材でもExcelなどのスキルを上げることで、今より生産性を上げることが可能になります。
経営に役立つ
そもそもの目的は経営に役立てることが本来の目的ではないでしょうか。
経営には数字の管理が大事であることはいうまでもありません。
エクセルを学ぶこと、本当の意味で使いこなせるようになることは、
計数管理能力を身に着けること、経営のための数字に強くなることに他なりません。
- どのような数字を管理すれば経営に役立つのか
- 次の行動につなげるための数字やデータをどのように手に入れればよいか
- 会社のどの分野、どの部署が儲かっていて、どこが問題があるのか
などなど、エクセルを身に着けることで数字に強くなり、分析も簡単にできるようになります。
こういった経営的感覚やスキルを身に付けた人材がどの会社にも求められています。
当社の目的
当社は母体が会計事務所なので、これまで数多くの中小企業を見させて頂きました。
その中で、なかなかITを活用できていない現状も目の当たりにしてきました。
特にどの会社でも持っているエクセルを活用すればもっと効率があがるのに、もっと利益につながる仕事ができるのにという場面を見てきました。
反対に利益をジャンジャン上げている会社の社長がエクセルを駆使して数字を見ている場面も多く見てきました。
実際、数字に強いかどうかは会社の業績に相関関係があると思っています。
数字に強くなるためにはエクセルを使いこなせるかどうかが大いに影響してきます。
日本の中小企業は他の先進国に比べて労働生産性が最下位という状況です。
そのため政府は、IT活用による生産性向上を期待して様々な施策を打っていますが、なかなか進んでいないようです。
そういう状況で、逆にあなたやあなたの会社が取り組めば一気に他から抜きんでることができるのです。
IT活用といってもWeb、SNS、ネットショップなどいろいろありますが、
まずはやればすぐに効果が出やすくて、ずっとこの先も必要なスキルであるエクセルを使いこなすようになることをお勧めします。
(エクセルを使いこなせるようになる中で不思議と他のITスキルも上がっていくから不思議です。)
そのため当社ではこれまで現場で培ってきたエクセルのノウハウを、まだ活用しきれていない世の中小企業の方々に広めたいと思い、このサイトを立ち上げました。
あなたのビジネスに少しでもお役に立てたらうれしいです。